ボストンから帰ってきました!

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こんにちは。

ちょっとお久しぶりですが

みなさま台風に負けず元気でしたか?

 

早速ですが今日は

9月16日〜20日の5日間に行っていた

The Movable Book Societyの

カンファレンスについて書こうと思います。

 

私にとって怒涛の5日間。

満身創痍だけどなんだか、

強くなった気がする5日間。

 

コンテストの結果は?

どんな出会いがあった?

 

書いていきます。

 

 

The Movable Book Societyのカンファレンス in Boston!

 

まずはカンファレンスは、

泊まったホテルから歩いて20分先の

ボストンパークプラザという

ホテルの大広間で開催されました。

 

少し迷いながらも会場入り口を発見。

間違ったとこに来てないかチェックします。

 

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会場入り口では

ものすごく豪華な朝ごはんが用意されていたのですが

前々日から緊張のあまり

寝られず食べられず腹痛という

ノミ以下の心臓状態でいた私は

あたたかいコーヒーだけいただいて

会場に入りました。

 

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受付を済ませると

このようなネームタグとプログラムがもらえて、

 

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中にはずらりと並んだ円卓と

それを囲うように配置された長机。

全部で100席以上あると思われます。

 

ここにこれから

アメリカで活躍中のペーパーエンジニアや

デザイナー、イラストレーター、アーティスト、

そして愛好家、研究家、コレクターが集います。

 

なんて興奮する場所!

 

そうこうしていると時間になり、

いよいよカンファレンスがスタートしました。

約13時間にもわたる、

ポップアップの昔と今、そしてこれからを

約11名の講演者によって語られる

貴重な時間が始まります。

 

講演はどれも素晴らしくて、

例えばこちら。

 

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1996年に作られたもので、

ピザの箱の中に収まったパーツを

一枚一枚畳んでいくと最後に一枚のピザになるというしかけ。

パーツにはそれぞれテキストが書かれています。

 

面白い。ほんとに。

そしてこういうアイデアを、

形にするところまで出来る事が素敵。

 

 

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そしてこちらは、

ポップアップや切り紙、折り紙の本質を研究して、

科学やデザイン、繊維、アートの分野で

使おうとされてる方の講演。

お話中、何度も日本人の折り紙建築や切り絵、

クラフト作家さんたちの名前が紹介されていて、

全然関係ない私ですが日本人として誇らしかったです。

 

そしてカンファレンスでは講演だけでなく、

サイレントオークションというものも開催されていました。

 

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アンティークや最新のポップアップがずらりと並び、

私も欲しいものが3冊あったので金額乗せましたが

終了間際で別の方が落札されたみたいで残念です。

 

しかしながら

ポップアップって、

やっぱり子供の絵本だけでとどまれないほどの

魅力と表現の深さがあって、

もっともっと世の中に出てこれるものなんだ!

というのが分かってとても熱くなりました。

 

 

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そしてこちらはオークション後に開催された販売ブース!

みなさん自分のコレクションや作品、

自費出版の本やカードなどを持ち寄り、

その場で売買していきます。

 

私の作品も、ひとつ売れました!

 

そして気になるコンテストの大賞の発表。

時刻は既に20時を回っていた頃です。

 

緊張しながら発表を聞いていたのですが

残念ながら受賞は逃しました。。。

次点の2作品にも選ばれず、

本当に本当に、くやしかったです。

 

ただ、

同じようにがんばっているエンジニアや

アーティストさんたちに会えたこと、

自分の作品を見てもらって

その反応を生で見聞きできたこと、

人として、ポップアップをつくる者として

これからどうしていくかが

少し気持ちの整理がついたこと、

 

ここに来なければ叶わなかったことばかりで

来て良かったです。

 

悔しいけど。

 

また、次、がんばります。

 

というわけで、

今日の日記はこれで終わり。

 

長い文章を読んでくださって

ありがとうございました。

 

裕美

 

 

日記   2016/09/28   武田 裕美

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