こんばんは。
世間はGW入りましたね!いかがお過ごしですか?
みんな旅行とか行くのかな?
私は木陰道を紅茶飲みながらゆっくり散歩とかしたい。
そんなんがしたい。そんなんを、ずっとしてたい。
あ、心の声漏れてましたねすみません。
そんなことより椿の作品が完成しました!
今日はできた作品を早速紹介したいと思います。
I Bloom and Bloom
※是非画質を上げてご覧ください。
いかがでしたか?
動画、撮影で分からないことが多くて
前半机とか白い紙の端とか丸見えですが(笑)
もう何をどうして良いのか本当に分からなくてそのままです。
ま、この辺は追い追い(自分でどうこうするのではなく得意な人にお頼みしよう)。
現在この作品は海外のペーパーアートのコンテストに応募中で、
一次審査の結果は7月あたりに出るみたいです。
どうなることやら、です。
こんにちは。
どこからか金木犀の香りが漂ってきて、
もうすっかり切ない秋ですね。
何を着たらいいかわからない時期も過ぎ、
完全に秋服です、Hiromiです。
さて今日はギフトブック用に製作中の
花束のポップアップ作品について書きます。
ボストンに行ったのは既にもう1ヶ月以上も前のこと。
なのでこの花束のポップアップをつくったのは
それ以上に前の話なのかぁ。
依頼してくださったのは同じ京都にお住まいの
40代の男性の方。
奥さまのお誕生日に、いつまでも想いが形に残る花束として、
私のポップアップを気に入ってくださり、
注文してくださいました。
奥さまの好きな色を幾つかお伺いし、
元々印刷された部分とカスタマイズできる部分とで
色や形のバランスをとりつつ
オリジナルの花束のポップアップに仕上げました。
表紙は金文字でこんな感じ。
そして今回は、
リボンで結ぶブックケース付き!
並べるとこんな感じです。
時間と手間と想いを込めて完成したら、
まずは依頼者である旦那さまにお渡しし、
誕生日当日に奥さまの元へ。
いつもと違うサプライズな演出に、
とても驚きながらも喜んでくださったそうです。
良かった!!
その一方で、制作者として色々考えさせられたこの作品。
次の為に、どう改良するかな。
こんにちは。
ひとまず台風の影響も落ち着き、
涼しくて爽やかな朝の京都です。
さて早速ですが
The Movable Book society主催のコンファレンスが
今月15〜17日にボストンで開かれます。
私は最終日だけ出席する予定なのですが、
そこで少しでも多くの方に作品を見てもらえるように
今複製本を5冊一気ににつくっているところです。
今日はそんな話。
複製っていっても
印刷以外は全て手作業なので、
作業工程やかかる時間には
今の段階ではあまり違いがありません。
いかに綺麗に無駄なく間違い少なくつくれるか。
これを追求しつくすためにも
作業効率を上げる必要性を
すごく感じています。
とりあえずは今の私の最大をぶつけるべく、
まずは5冊、複製!
途中で直径3mmサイズの
一番小っさいパーツが行方不明になって
冷や汗噴出するなんてこともありましたが(笑)、
今では無事に組み立てが終わり、
その勢いのまま製本までが済んでおります。
残すは金色のホットペンでタイトル文字を書くのみ。
ドキドキします。
Hiromi
こんにちは。
今日の京都は35℃もあって、
私自身が蒸しあがりそうです。
そんななか、
いつか作品を展示するために作品数を増やそうと
せっせと新しい植物の設計をしているのですが
まだまだ振り返り日記が今に追いつかないので
また今度書きます。
というわけで今日からは6月の振り返り日記。
いよいよ作品を製本するところです。
早速ですが製本って、
しかけの設計とは完全に別物だから
これまで10冊ぐらい製本していても
未だ毎回初めてみたいに緊張します。
失敗したらどうしよう、、、って。
しかも今回は3作品をまとめるという
初めてのぺーじものの製本。
とりあえずまずは複製本を1冊作り、
今回用に計算し直した表紙サイズでいけるかどうか
確認することに。
そしたらですね、
まんまと四隅をカットするのを忘れてですね、
糊も塗っていざ厚紙に貼るって時に大慌てしました(笑)
ほんと、複製本で練習しといてよかった。。。。
サイズの方は問題なかったので
ミスした部分だけ気をつけていざ本番。
あ、その前に中身について書きますね。
というのも、さっき書いたように
今回初めてのページもののポップアップ本制作ということで
私なりにどう作品の世界観を本で表現したらいいか、
工夫したところがあるので紹介します。
まずは表紙を開いてすぐの1ページ目。
作品の雰囲気に入ってきてもらう誘いとして
繊細な手触りの、すごく薄い和紙を忍ばせました。
それから中身の断面。
端を揃えて切った後、
こんにちは。
週末直前の金曜日、
「梅雨明けたって、、、今年梅雨、、あった?」と、
特別雨が降った記憶を思い返せないまま
照り照りの日が続いていますが
バテていませんか?
私は暑いのが苦手なので
例年どおり絶賛夏痩せ中(=秋冬太り)です。
さて、振り返り日記の続きを書きます。
5月もあと1週間ぐらい、、というところで
なんとか月末までにフクシアの彩色を終え、
6月からは組み立て&製本に入りたかった私。
先に彩色したシャクナゲと花菖蒲が「和」の雰囲気なので
「洋」のイメージしかないフクシアを
どうやって私なりの「和」に寄せていくか
迷いに迷った一週間でした。
結局、あらゆる配色を検討してみたのち
フクシアの花の色は白&赤(朱色っぽい赤)にすることに。
その時に記録とした写真を今改めて見たら、
なんとなくスイカの味の色っぽいですね。
スイカ、全然好きじゃないけど(笑)。
上の画像はパーツへの彩色です。
そして下の画像は台紙に貼る用の枝の彩色です。
なぜかモノクロ加工した写真しか残ってないので
これで勘弁してください。。
というわけでなんとか
5月中に3種類の花の彩色を終え、
6月からはやっとこさ製本です。
ただ、これがまた大変だった。。
本の閉じ方、魅せ方の世界の深さを
身を以て知った6月。
その話はまた次にします。
ではみなさま、よい週末を!!
ちゃんと水分もとってね。
Hiromi
こんばんは。
3連休も明け、相変らず蒸し暑い日が続きますね。
私はというと、
昨日までいろいろと練っていた制作計画を
そろそろいよいよ実行すべく、
クーラー無しの部屋で蒸されながら
紙いじりをしています。
その合間に、ちょっと振り返り日記。
シャクナゲの彩色を5月中旬で終え、
次に彩色し始めたのは花菖蒲でした。
(フクシアの花の色が悩み過ぎて決められなかったから(笑))
他の作品の花の色とのバランスをみて
花の藍色でいくことにしました。
写真は花びらの裏面で、
水色っぽく色を変えてみた様子です。
花菖蒲はアヤメやカキツバタよりも
水辺に生えているので、
少しでも水や潤いが感じられるように
色や塗り方を工夫しました。
そして葉はこんな感じ。↑
息を止めつつ集中して塗っていると、
なんだか今回のシリーズは
「和」っぽい雰囲気に落ち着く気配を感じました。
そんなこんなで
4、5日で花菖蒲の彩色を終え、
残すはフクシア。
これも「和」な感じで彩色するとは、
どうしたものか。
フクシアって、「洋」&「陽」なイメージだから難しそう。。。
というわけで次はいよいよフクシアの彩色。
5月末の一週間で全ての彩色を終わらせる計画です。
Hiromi Takeda
こんにちは!
3連休のど真ん中、いかがお過ごしですか?
私は久しぶりに浴衣を着て祇園祭に出かけました。
例年通り蒸し暑かったので
綺麗に飾られた山鉾を眺めつつ
商売繁盛のちまきを買い、
人混みが本格的になる前に退散しました(笑)
さて今日の日記はいよいよ彩色のところ。
今回は日本画用の絵の具を使った新しい彩色に挑戦です。
今回3作品を同時に制作するにあたって、
最終形態は一冊の本にすることを目標にしていました。
なのでせっかくなら彩色方法や雰囲気も
新しいことに挑戦したいなと思っていて、
そこで今までずっと気になっていたものの
手出ししなかった日本画用絵の具に挑戦することにしました。
ただ、
本格的な日本画の描き方を知らないのでかなりの自己流。
挙句の果てには日本画絵の具だけでなく、
アクリル絵の具や漫画用のインクまで使い出しました私(笑)
そんなこんなで描きあがったパーツの一部がこちらです。
自分史上、最も集中して彩色しました。
彩色方法自体のリニューアルに加え
パーツの捉え方というか、言葉にするのは難しいんですが、
組み立て効率やミスを防ぐという視点から
彩色範囲の考え方もリニューアル。
あぁ、自分で言ってる意味が分からなくなってきた(笑)
なんしか、いろいろ見えないリニューアルをしたってことです!
そうしてシャクナゲの彩色を1週間弱で終え、
だいたい要領をつかんだ私が次の花菖蒲の彩色に取り掛かったのは
だいたい5月中旬ごろ。
組み立てるまでの数週間が
ずっと緊張の毎日。
ちょいちょい疲れつつ楽しみつつの制作は
まだまだ続きます。
Hiromi Takeda
こんにちは!
今日も蒸し暑いですね〜汗
早速ですが今日の日記は5月の制作の振り返り。
4月で終えた「花菖蒲」「フクシア」「シャクナゲ」のパーツを
一旦全てバラバラに分解してスキャン、
ダイラインの作成というデジタルワークに入るところです。
さーてさてさて。
確かね、私の記憶が正しければ、
このぐらいの時にプリンターとスキャナが壊れたんですよ。
もう10年くらい使ってたものだし、
今にも潰れそうなオーラが日々増してたので
本当に何もプリント&スキャンしなくなった時には
「やっぱりーーーー!!!!!」と、
10年連れ添えば機械の最期も予期できる自分て
すごいなと思いました(笑)
長年もってくれて本当に助かりました。
私のポップアップの初期の練習を支えてくれた
大事な機械たち。ありがとうね。
としんみりしつつもその日の午後、
ちゃっかり新しいスキャナ&プリンターを購入(笑)
今度はA3用紙も入るしスキャンもできる優れものです!
印刷速度も何もかも最高です。インクの高さ以外は。
というわけで3作品を全てバラして
一気にスキャン。
画像データを元にダイラインをイラストレーターで作成しました。
右脳と左脳を常に行き来しながら
データ調整→印刷→組み立てをひたすらに繰り返し、
元の型紙と照らし合わせてOKならデータ完成。
これでいくらでも複製できます。
データができたらいよいよ彩色。
型紙精製と同じく最も気を張る作業のはじまりです。
どうなることやら。
Hiromi Takeda
みなさまこんにちは!
日記がおろそかになっていましたが
お元気でしたでしょうか。
私としたことが、
せっかく新しくしたサイトを
気づけばもう約3ヶ月も放ったらかしにしていたなんて、
自分で自分にゾッとします!
というわけで今日からは
ご無沙汰していたこの3ヶ月の間の制作について振り返りつつ
日記を更新していきたいと思います!
遡ること4月。
外は桜が咲いていて、私は花粉症の真っ只中だった頃。
いつもの作品づくりは一点ずつだけど、
今回は、コンクールへの応募を目標にしていたのもあって
3作品同時に制作することしました。
というわけでこの月に作り始めたのは
その3作品目にあたる「シャクナゲ」。
メインで使うしかけと目指す完成形のイメージは既に頭の中にあるものの、
全体としての仕草や構図などの具体的な部分は考えられていないので、
まずはいつも通り、ただひたすらに試行錯誤しまくりました。
メインの花を引き立てるように動く葉の動きを試作のしかけで検証。
そして紆余曲折、
いつも通り一旦は超複雑なしかけと
やたらと数の多いパーツで構成された型紙をつくり、
そこから無駄・過剰だと思われる動きやしかけをもぎ取ることで
元々そうだったかのようにしっくりくる型紙が出来上がったのは
4月の末のことでした。
メインとサブの花の位置がきまったところ。
いつも何気に一番気を使っている茎の曲線具合と角度が決まり、今回は雨蛙を配置。
というわけで約1ヶ月弱で型紙が完成し、
次は型紙をスキャンしてデータの作成段階です。
キリよく4月いっぱいはこのまま型紙を熟成させ、
PC作業は5月に入ってからにするとしました。
さてさてどんな作品になることやら。
つづきはまた書きます。
Hiromi Takeda